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私の倒れた時と考えた事 その2

着いた先は病院だった。(当たり前だ)
担架に寝かされてるので、天井と壁の上の方しか見えない。

「なんだかボロッチい病院だな…」
このとき病院のどこから入ってドコを通って行ったか分かったのは
この後三ヶ月後だった。
ドラマとかドキュメンタリーでよく見る、担架からベッドへの移動をする。
(イチ、ニのサンとかけ声をかけてシーツごと患者を数人で
引っ張り上げて移動するやつ…って知らないか)
「あ、ホントにするんや」と思う。

冷静に感想を書き連ねているが同時進行で胸痛がひどくなっている。
このころには、すこし意識が混濁気味。その状況で服を脱がされ、
いろんな機具を装着される。
そうこうしながら、住所、氏名、年令、家族構成を聞かれる。
「ご家族は?」
「嫁1人…あ、いやお腹にひとり」
こんな状況でとっさに口についてでる。
「あなたは今心筋梗塞です」
「これから手術を行います」
大きな声で呼び掛けてくる。意識は遠のきそうになっているが、
この声でこちら側へ連れ戻される。
ソンナ、デッカイ、コエデ、シャベランデモ、エエガナ…
という気持ちもなんだか遠くへ行きかけているような気がする。

「今からやる手術は、カテーテルといって…
…心配しないでください。」最初と最後だけで、中身は理解できなかった。

「ところで、ハンコなんかお持ちじゃないですよね…」
「?」
「手術についての許諾書にサインとハンコがいるんですよ」
「!?」
「ないですよね〜」
「…」
「じゃとりあえずサインを、でここに拇印をお願いします」

普段でも汚い字が、よりいっそう汚くなり
最後の一文字などは止めがきかずに流れてしまった。
手際よく朱肉が用意され捺印も済む。
しかしICU(集中治療室)に朱肉が用意されているのか…。

手術室に入る。

いつもならどんな所でも、初めて入る時は興味本位で
わくわくするのだがさすがに今日はそんな余裕がない。
それでも、どんな事をするのかと思っていたら、
足の付け根の太い静脈から細い管を入れて心臓まで押し込んで行く。
で、つまっている所で風船を膨らますのである。
そして狭くなっている所を押し広げその先の血流を確保するのである。

そしてその一連の作業はライブ中継されるのである。
全身麻酔はしないので、もちろん自分でも見られる。
手術台の横には20インチぐらいの大きなモニターがあり、
そこに自分の心臓と血管のシルエットがモノクロで映される。

やがて細い管がやってくるのが見え、
シルエットが途切れているところまで到達する。
そこで、管は何かを起こした(シルエットなのでよく分からない。
多分風船が膨らんだのだろう)
と、同時にブワッと途切れた先の血管が黒く映し出される。
祝!開通である。

途切れた先には、それまでモニターに映っていた血管と
同じぐらいの数の血管があった。
それらはいままで2時間あまり血を止められていたのだ。
それを見たらなんだか安心してしまって、意識が遠のいていった。

そして親指は朱肉で赤かった。(笑)


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入っていたほうが良いです。医療保険





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