デザイナーの仕事について

ふつうのデザイン スタンス vsクライアント 健康 おすすめ DTPで稼ぐ 将来 余談 MailMag 宣言 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■デザイナー3年目●クライアントとのつきあい方読本 vol.61
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
------------------------------------------------------------
クライアントの言うとおりに…2
------------------------------------------------------------
さて先週の続き…
なぜクライアントの「言うとおり」に
デザインしてはダメなのか?
でしたが、 ここでひとつだけご注意を!

先日さる場所で見かけたお話し…
クライアントの意向をまったく無視したデザインを
提案したために作り直しを余儀なくされ、
外部の方に迷惑を及ぼしたのに
反省をしないどころか、なぜ受け入れられないんだ?
と逆切れしたデザイナーのことが綴られてました。

これは全くお話になりません。
基本はクライアントが何を解決して欲しいか?
それに対してどのような表現が適切か?

それを提案することが仕事であって、
クライアントの問題が解決されていない、
独りよがりのデザインは
仕事ではなく余技・趣味でしかありません。
 

クライアントの意向の中には、
私たちが解決しなければならない問題が含まれています。

その問題をデザインの専門家として解決することが
一番の課題なのです。

もちろんその意向の中には、クライアント自身の「思い込み」や「勘違い」なんかもごっちゃになってます。
先週から続けている、
クライアントの「言うとおり」にデザインしてはダメというのは、
クライアントの問題を解決するために、
クライアント自身の「思い込み」や「勘違い」を
除去してデザインを提案しなければならないと言うことなのです。

決して独りよがりなデザインを押し付けることではないのです。
そこを踏まえて…

先週の続きですが、
クライアントの「言うとおり」にデザインしてはダメな訳を四つ挙げました。

1.相手はデザインについて素人である。

2.仕上がりのイメージができていない

3.デザイナーにとってストレスである

4.結果的には双方とも不満が残る

これらが、ダメな理由です。
ではどうするか?

上2つの対策については
最初から…つまりファーストコンタクトから戦略的対応が必要です。

まず、クライアントを納得させる素地を作るように心がけます。
つまり、信用してもらえる人になるということです。
そのために立場を明確にする必要があります。

役割がはっきりしている人は、信用してもらいやすいのです。
「キャラが立つ」というとわかりやすいでしょうか?
ここでは、あなたの仕事はデザイナーですから、
デザインの基本的な事について、いつも自然に語っておく必要があります。
たとえばその内容は、

・全面写真と白場イキの違い
・タテ位置VSヨコ位置の効果の違い
・明朝体VSゴシック体のイメージの差
・イラストの効用
・色の使い方による効用…等々

ここだけの話ですが、
チラシのタテ位置VSヨコ位置どちらが良いか? と色々なところで聞かれました。
で、「タテは動的で簡潔な印象、ヨコは広がりがあって安定的な印象」と
答えたら、多くのクライアントに妙に感心されました。
どちらがいいか…という問いの答えにはなってないのですけどね(笑)
でも使えますゼ。これ。

こんな話をポツポツとすると効果があります。
もちろんあまり「語り」過ぎると嫌がられるので
あくまでもポツポツです。

それほど、話の引き出しがない?
その場合は勉強しましょう。
これはかならず自分の糧になります。

さてこうして何度か応対しているうちに
「あの人はデザイナーだ」
「デザインのことを聞いたら応えてくれる」という評価がつきます。
そうなると、後は自分の意見が通りやすくなります。
名刺の肩書きは本物になってきます。

この関係を築くと、決して言いなりになることはありません。
例外としては、
こんなような方々もおられるので、(笑)
一概には言えませんが、この方法は多くの方に有効です。

で、信用され意見を求められるようになると
クライアントの思い込みや勘違いを指摘しても
受け入れられるようになります。

そうなると、クライアントが勝手に思い浮かべていたこと…
都合の良い仕上がりイメージなどを正し、
現実的で具体的な着地点を共有できるようになります。

余談ですが、クライアント…特にその担当者を巻き込むことはおすすめしたい方法です。
予算がない、時間がないという問題は共有(共犯)すればするほど解決しやすい問題です。
但し!馴れ合いにならないように自制することがポイントです。

さて続きをと思ったのですが、
今回も随分長くなってしまったので…
また続きます。

バックナンバーTOPへ
 
 
メールマガジン 「デザイナー3年目 クライアントとのつきあい方読本」
週に一回お届けする、デザイナーに共感を与える メルマガ 。このサイトのエンジンです。
メールアドレス:
 
ふつうのデザイン スタンス vsクライアント 健康 おすすめ DTPで稼ぐ 将来 余談 MailMag 宣言 
 

Copyright(C)2005 ordinary design all right reserved.